2009年06月29日

モーターサイクル・ダイアリーズ

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【モーターサイクル・ダイアリーズ】


”チェ・ゲバラ“の若き日を描いた青春ロードームービー。
彼の著書『チェ・ゲバラ モーターサイクル南米旅行日記』を
もとに描いた南米の国々は、自分が疑似体験しているようかの
錯覚におちいります。


主演のエルネスト・ゲバラ・デ・ラ・セルナ(チェ・ゲバラ)
役は、『バベル』に出演していたメキシコの俳優
ガエル・ガルシア・ベルナル。そして彼とともに旅をする
アルベルト・グラナード役にロドリゴ・デ・ラ・セルナ。


監督はウォルター・サレス。
制作総指揮にロバート・レッドフォード。



1952年、アルゼンチンに家族と暮らすエルネスト(ガエル・
ガルシア・ベルナル)は医者を目指す医学生。

彼が本格的に医学の勉強をする前に、友人アルベルト
(ロドリゴ・デ・ラ・セルナ)と共に、南米をバイクで
旅をする計画をたてます。


家族の心配をよそに、2人は旅にでます。


自分たちの進むべき道を探す旅に。



いまほど舗装されていない道を何度も転倒を繰り返しながら、
チリやクスコ、マチュピチュ遺跡などを巡りながらも、
医者としての気持ちを常に持ち、病人を看てあげたりします。



旅の目的地は、南米最大のハンセン病コロニー、サン・パブロ。


それまでの過程で、さまざまな国の人々の過酷な生活を
見たエルネストは、徐々にある思いが胸に宿り、サン・パブロ
では医者としての立場を考えさせられます。


そしてラストは・・・。




この『モーターサイクル・ダイアリーズ』の旅で
さまざまな国を見た若きエルネストが、チェ・ゲバラとして
生きるようになる基礎がここにあります。


ちなみに、チェ・ゲバラの旅の友、アルベルト・グラナード本人
が少しだけ登場します。また、アルベルト・グラナード自身が
『モーターサイクル・ダイアリーズ』の撮影に同行し撮影風景を
記録したメイキング・ドキュメンタリーの
『トラベリング・ウィズ・ゲバラ』(2004)もあるようです。




モーターサイクル・ダイアリーズ 通常版 [DVD]




評価:★★★★☆


posted by ジュン at 23:23 | Comment(1) | TrackBack(0) | ドラマ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年06月25日

レオン

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【レオン】


不器用な殺し屋と、家族を殺された少女の不思議な、
そして淡く切ない関係を描いた、今でも根強いファンが
多いリュック・ベッソンの代表作。


主演は今作品『レオン』で大きな成功を手にした
ジャン・レノ。そしてこの作品がデビュー作で
その後多くの映画に主演することになるナタリー・
ポートマンが可愛い少女で登場しています。


また、悪徳警官には、リュック・ベッソンの『フィフス・エレメント』
に同じような悪役で登場しているゲイリー・オールドマン。



舞台はニューヨークのあるアパート。

一匹狼の殺し屋レオン(ジャン・レノ)の住む部屋の隣で
麻薬がらみの事件が起きます。

そこには家族が住んでいて、娘の12歳のマチルダ
(ナタリー・ポートマン)は学校を休みがちなため、
レオンと顔を合わせることも。


マチルダが買い物に出かけている間に、怪しげな男
スタンフィールド(ゲイリー・オールドマン)とその
部下たちが部屋に押し入り、4才の子どもを含む家族を
皆殺しに。

ちょうどそこに買い物から帰ってきたマチルダは、
すべてを把握し、隣に住むレオンに助けを求めます。


彼女を助けたレオンは、最初戸惑いながらも、
不思議にマチルダの心に引かれていき、2人の
共同生活が始まります。


彼は殺し屋。


そのことを知ったマチルダは、家族を殺した男に
仇を討つために、レオンから殺しの技術を学びます。


ある日、マチルダは家族を殺した男の正体を知り、
復讐を果たそうとするのですが・・・。




銃撃戦も多いアクションよりの映画ですが、レオンと
マチルダの2人の関係性もうまく描かれていて、ちょっと
した恋愛映画ともとれます。


また、この作品がデビュー作とは思えないほどの
存在感をだしているナタリー・ポートマンに
観ている人はいつのまにか感情移入しているでしょう。


ゲイリー・オールドマンのいかれっぷりや、ジャン・レノの
静かな感じも静と動の対比で面白いです。


カップルで観ても十分楽しめる映画です。



レオン 完全版 アドバンスト・コレクターズ・エディション [DVD]




評価:★★★★★



posted by ジュン at 17:39 | Comment(1) | TrackBack(0) | ドラマ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年06月22日

宇宙戦争

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【宇宙戦争】


もしも本当に宇宙人が地球に侵略してきたら、
あなたはどうしますか?戦いますか?逃げますか?
それとも他の選択肢を選びますか?そんな問いを
求める映画がこのトム・クルーズの『宇宙戦争』です。


主演はトム・クルーズ。そして彼の子ども役に
『アイ・アム・サム』で日本ではブレイクした
ダコタ・ファニング。そして『テイキング・ライブス』
に出演していたジャスティン・チャットウィンが務めます。


監督はエンターテイメントの巨匠、スティーヴン・スピルバーグ。



物語のスタートはレイ(トム・クルーズ)の住んでいる
ニューヨーク周辺から始まります。

彼のもとには、別れた妻との間の二人の子供、息子のロビー
(ジャスティン・チャットウィン)と娘レイチェル
(ダコタ・ファニング)が訪れます。

しかし、レイは彼らとはちょっとそりが合わず、
うまくやっていけていない様子。


そんな家族の住む街に何の予兆もなく嵐が発生し、
地上を貫くような雷がとどろきます。


近くに落ちた雷を観にいったレイは、そこである
異変に気づき・・・。


そこから出てきたのはなんと巨大な謎の乗り物!
それはところかまわず攻撃を始め、街はパニックに!


そしてその謎の乗り物は世界中に出現し、世界は
大きな混乱の渦に!


それは地球外生命体の乗り物、宇宙人が操る
地球を征服するためのものだったのです!


絶体絶命の地球人!


ここに地球人VS宇宙人の『宇宙戦争』が始まる・・・。



こんなストーリーで、タイトルも『宇宙戦争』と
ありますが、よくある宇宙人の侵略映画とは違います。


まずトム・クルーズ演じる主人公のレイはだめだめの
親父です(苦笑)。

彼の子どもたちとはうまくいかず、宇宙人とは
戦う気はさらさらありません。


ただ、この映画のテーマはそこだと思います。


戦うことがすべてなのか?


家族を守り、危険から逃げることもひとつの
選択肢ではないのか?


映画の中でも、その点に焦点を当てています。


今までのような勇敢に宇宙人に立ち向かう主人公では
なく、逃げまくる主人公レイですが、それはそれで
けっこう勇敢な姿に描かれています。


ダコタ・ファニングがちょっと変わった子の役を
していますが、彼女の叫び声が多くて、そこは
すこしげんなりしましたが。



宇宙戦争 [DVD]




評価:★★★★☆


posted by ジュン at 23:18 | Comment(0) | TrackBack(0) | アクションホラー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年06月18日

武士の一分

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【武士の一分】


木村拓哉が侍に扮して話題を呼んだ『武士の一分』は、
彼の新しい顔を見ることができる作品です。今までの
キムタク像とは違った姿が印象的な作品。


主演は木村拓哉、そしてその妻役に「金麦」のCMで
有名な壇れい。

武家奉公人を務めるは、『隠し剣 鬼の爪』や『おくりびと』にも
出演している、味のある演技で評判の笹野高史。

他に歌舞伎役者の坂東三津五郎や桃井かおり、緒形拳に
小林稔侍など、キャストも充実。


監督は山田洋次監督。

今作品『武士の一分』は彼の作品『時代劇三部作』
(『たそがれ清兵衛』・『隠し剣 鬼の爪』)の第3作目の
完結編でもあります。




舞台は幕末の海坂藩(実在した庄内藩がモデル)。

藩主の毒見役を務める三村新之丞(木村拓哉)は、
ある日運悪く毒見の際に食べた貝の毒にあたり
失明してしまいます。

そこから物語は、大きく展開していきます。


失明により絶望の淵に立たされた新之丞は、生きる希望を
失いますが、妻の加世の支えにより生きることを選択します。


しかしそんな折、加世と番頭・島田藤弥(坂東三津五郎)
との不貞を知ってしまいます。


その後島田は加世を騙して体を抱いていたことを知った
新之丞は自らの「武士の一分」を賭けて果し合いを
申し込むのですが・・・。


幕末の侍の生き様、しがらみなどが心情の変化などを
うまく取り入れ表現されているので、観ながら幕末の世界に
引き込まれていってしまいます。



見所は失明してもなお、武士として生きていこうとする
新之丞が武芸に励む姿、また盲目にもかかわらず、
島田に果し合いを挑む姿ですね。



ちなみに武士の一分とは、武士の面目や名誉といった
意味のようです。


ここでは、新之丞が妻を寝取られたことに対して
彼の「武士の一分」を賭けて果し合いをするということですね。





武士の一分 [DVD]




評価:★★★★☆

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posted by ジュン at 21:50 | Comment(1) | TrackBack(0) | ドラマ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年06月15日

レッド・ブロンクス

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【レッド・ブロンクス】


ジャッキーが舞台を香港からニューヨークに移して
またまた大暴れ!それがこの『レッド・ブロンクス』!
後に本格的に全米進出を果たすことになる彼の代表作です!


主演のジャッキー・チェンのほかに『酔拳2』でジャッキーと
共演したアニタ・ムイや、ジャッキーとは『ポリス・ストーリー』
シリーズなどで共演しているトン・ピョウなど、ジャッキー
ファミリーで構成されています。

また『ブレイド3』や『AVP 2』に出演している今回の
ヒロイン役はフランソワーズ・イプ。


監督は、これまたジャッキーと何度もタッグを組んでいる
スタンリー・トン。


1995年公開作品。



物語の舞台は、ニューヨーク、ブロンクス。


クーン(ジャッキー・チェン)の叔父(トン・ピョウ)が
経営しているスーパーを売りに出し、ハネムーンに出るために
香港からクーンはアメリカへ。


無事スーパーはイレイン(アニタ・ムイ)という女性に
買われることになるのですが、そこはブロンクス。

治安の悪い地域です。近所には暴走族が徘徊していて
このスーパーも標的にされてしまいます。


そこにイレインの手伝いに来ていたクーンが居合わせ、
ごく普通に格闘に突入します。

クーンの強さは圧倒的で、暴走族を追い出すことに成功!

しかし、その後やはり仕返しにあい、半殺しにされて
しまいます。


それを助けたのが、クーンが滞在している叔父のアパートの
向かいに住んでいる兄弟たち。

その姉ナンシー(フランソワーズ・イプ)に助けられ、
2人は仲良くなっていくのですが、彼女のいる暴走族
が大きな犯罪に巻き込まれ事態は思わぬ方向へ・・・。



アクション満載の『レッド・ブロンクス』では、
突っ込みどころも満載です!

街中で大暴れしているのに、いっこうに警察は現れません。


そしてクライマックスではホバークラフトで街中を
疾走します。



まあ、『レッド・ブロンクス』というタイトルの通り
ブロンクスが中心の物語ですが、撮影されたのは
カナダのバンクーバーだったようです。



レッド・ブロンクス [DVD]




評価:★★★★☆



posted by ジュン at 21:35 | Comment(1) | TrackBack(0) | アクション・アドベンチャー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年06月11日

英雄の条件

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【英雄の条件】



何が戦闘であり、何が殺人なのか?英雄の条件とは?
その違いの定義は?それをサミュエル・L・ジャクソンが
軍人として体をはって証明しようとします。

トミー・リー・ジョーンズとの共演も光る作品、それが
この『英雄の条件』です。


『メメント』で怪演を演じたガイ・ピアースがトミー・
リー・ジョーンズと法廷で争うのも見ものです。


物語は、イエメンで起こったアメリカ大使館での暴動に
ついてがメインで話が進んでいきます。

大使を救出するために送り込まれた海兵隊チルダーズ大佐
(サミュエル・L・ジャクソン)は暴徒と化した”市民”から
銃撃に合い、部下を3人失ってしまいます。

そして苦渋の決断を迫られます。


それは、群集に向かって発砲するかどうか。

彼は群集の中にも多くの武器を持った人たちがいることを
確認します。もちろん女も子供も。


そして彼の部下を守るために発砲を許可します。


しかし、本国アメリカではこの出来事が大きな国際問題に。


新聞によると、83人の死者をだし、多数の負傷者もいるが
群集の中から武器は何一つ出てこなかったと。



これによりチルダーズ大佐は殺人の容疑で軍法会議に
かけられることになってしまいます。

果たして真実は?


そしてチルダーズ大佐の容疑の結末は?



結構国際問題も絡んだりして、まあまあな出来ですが、
ちょっと裁判でのやり取りが甘い感じがしました。




英雄の条件 [DVD]




評価:★★★★☆



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posted by ジュン at 22:01 | Comment(1) | TrackBack(0) | ドラマ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年06月08日

マトリックス レボリューションズ

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【マトリックス レボリューションズ】


映画『マトリックス』3部作の最終章
『マトリックス レボリューションズ』がすべての
謎を解決するのか?

ここにネオの物語が完結する・・・。


メインの俳優は前作『マトリックス リローデッド』と
ほとんど同じでキアヌ・リーヴス、キャリー=アン・モス、
ローレンス・フィッシュバーンにヒューゴ・ウィーヴィング。


また、ジェイダ・ピンケット=スミス、モニカ・ベルッチ。

今回活躍するのは前回ちらっと出たキッド役の
クレイトン・ワトソンにミフネ役のナサニエル・リーズ。

この2人の活躍は結構見ものです!



監督はもちろん最終章『マトリックス レボリューションズ』
を手がけたウォシャウスキー兄弟。

2003年11月5日公開。



物語は前作の続きから。

前作のラストに、センティネルを倒した後に、意識を
失ったネオ。

彼が目覚めたのは、マトリックスとソース(機械のメインフレーム)
の世界の狭間。

なぜ、そしてどうやって彼はそこにたどり着いたのか?


ネオがその狭間に閉じ込められている間にも、マシーンたちが
彼らの最後の都市『ザイオン』に侵攻している!


彼はその「狭間」から抜け出し、人間と機械との戦いに
終止符を打つことができるのか?

また、エージェント・スミスは??

モーフィアスたちは??



1作目の『マトリックス』から前作の『マトリックス
リローデッド』においていろいろな謎、疑問はこの
最後の作品『マトリックス レボリューションズ』で
明らかになるのでしょうか?



見所は、ザイオンでの人間対マシーンの壮絶な戦いです。

ここで、キッドとキャプテン・ミフネが大活躍!

また、ネオとスミスの戦いもすごいことになってます。
もうドラゴンボールの世界です(笑)。


でも、最終章『マトリックス レボリューションズ』が
一番グラフィックスに違和感が無かったような気がします。

それも技術の進歩ということでしょうか?


とにかく、3部作のなかでこの最終作品が一番
よかったように、個人的には思います。



マトリックス レボリューションズ [DVD]




評価:★★★★★


posted by ジュン at 20:07 | Comment(1) | TrackBack(0) | SF・ファンタジー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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